雲の間からようやく姿を見せた「中秋の名月」 今日はまだ満月ではない?

中秋の名月(午後8時20分頃、東京千代田区紀尾井町にて、撮影:志和浩二)

 10月4日、今日は中秋の名月(十五夜)です。日が暮れて、午後6時すぎにカメラを構えて、屋外に出て空を見上げると空は厚い雲に覆われて、月の姿はどこへやら。今日はもう見られないと思い、帰り支度をして会社を後にしたところ、雲の隙間から名月が顔を覗かせていました。持ち合わせたカメラで手持ちで撮影してみました。

中秋の名月(午後8時20分頃、東京千代田区紀尾井町にて、撮影:志和浩二)

 中秋、十五夜の月は満月かと思われがちですが、じつはまだ満月ではありません。今年ですと、2日後の6日となります。旧暦の8月15日が「中秋」とされていますが、これは毎年変わります。数え方は秋分の日(今年は9月23日※祝日とは異なり天文学としての日付)より前の新月の日を1日目として、15日目が中秋と決められます。新月が9月20日だったので、そこから数えると10月4日になるのです。こうして中秋を決めるため、毎年満月になるとは限らないのです。今日の月、よく見ると少しだけ欠けていますよね。

中秋の名月(午後8時20分頃、東京千代田区紀尾井町にて、撮影:志和浩二)

 今日、お月見をしてしまった方。片月見は縁起がよくないとも言われています。11月13日の「十三夜」の鑑賞もお忘れなく。月が1年のうち一番大きく見える満月(スーパームーン)は12月4日です。

(撮影:志和浩司 午後8時20分頃、東京都千代田区紀尾井町にて)