松山英樹の全米猛追を海外メディア賞賛「いつか日本人初のメジャー制覇を」

ホールアウト後、キャディと握手をかわす松山(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は18日(日本時間19日)米ウィスコンシン州のエリンヒルズ(パー72)で最終ラウンドが行われ、松山英樹は8バーディー、2ボギーの66とし、通算12アンダーの276で米国のブライアン・ハーマンと並んで2位となった。メジャーで2位は自己最高で、1980年の同選手権で2位に入った青木功に並んで日本勢最高順位となった。
 
 6打差の14位からスタートした松山は、この日、猛追。最終の18番を終えた時点では、首位のブルックス・ケプカ(米国)に1打差と迫ったが、ケプカに、そこからスコアを伸ばされて優勝を奪われた。

 この日の松山の奮闘ぶりを、ゴルフ・チャンネルの公式サイトは「松山がエリンヒルズで2位タイ。世界2位」というタイトルの記事で取り上げた。

 同記事は「(最終ラウンドの行われた)日曜日、全米オープンのリーダーボードへの猛烈な追い上げも松山を悲願のタイトルには届かせなかった。しかし日本の天才は次の公式世界ランキングで自己最高を手に入れることになった」とはじめ、「松山はエリンヒルズでの最終ラウンド、風のあるコンディションの中で8バーディーという素晴らしい戦いをした。6アンダーの66はこの日最高。6打差で最終ラウンドをスタートしながらブライアン・ハーマンと並んで2位タイで終わらせた」と続け、「今日はいいプレーができた。あともう少しのところまで来たが、悔いはない」という松山のコメントを紹介した。

 さらに「2位タイは松山にとってメジャーで自己最高。彼は2013年に(ペンシルバニア州の)メリオン(ゴルフクラブ)で行われた全米オープン以来、今回で6度10位以内に入っている」とした。
 
 1年前の全米オープンでは、優勝したダスティン・ジョンソンが、その過程でホールアウト後に一罰打を受けたことで大騒動となるという事件が起こった。

 同サイトでは、その例を上げて、「松山も最終の局面で全米ゴルフ協会の騒動の中に自らの身を置くかのように見えた」とした。「15番ホールの3度目のショットを打つのに98秒かかったとして、松山は“バッドタイム”を取られた」と、その理由について語ったが、「でも松山は2つ目のバッドタイムを得ることなく残りのラウンドを終わらせた。2つ目を取られたら、1罰打となっていた」と松山が余計な緊張感を持ってラウンドを回らなければならなかったことを明かし、「そんなにゆっくりプレーしていたとは思わなかった。でも(一度目の警告を)得て、16番と17番ホールは急いで回った」という松山のコメントを紹介した。